FORESTRAIL(フォレストレイル)旧(新庄・蒜山 スーパートレイル)

f:id:snowwinds:20191020101522p:plain

 
=FORESTRAIL(フォレストレイル)= 
2018/09/23 ロングコース 72km 制限15時間 スタート 5:00
参加費 15,000円 前日受付 13時-18時

以下、備忘録
 
■アクセス
大阪から中国道米子道→R181(出雲街道)片道250kmぐらい
ナビでみると米子道の湯原からのほうが早いみたいだが、手前の久世でおりた。
こちらのほうがインター付近や真庭市内にスーパーやコンビニがあり便利だと思う。
インターおりて小一時間で新庄村に着くので以外に近かった印象。
 
■宿泊
車中泊/指定場所は1.5kmほど離れた「新庄村総合運動公園」の土のグラウンド内
広いので停め放題、幕営もできる、水道、トイレあり(男子の大が使用不可だった)
結局ここで夕食だけ済ませトイレの不安から道の駅「がいせん桜 新庄宿」の駐車場で寝る。ここは今年出来たばかりらしく何もかもが凄く綺麗。
・入浴
(前日)風呂/ふれあいセンター内(受付からすぐ)
18:00-20:00(受付19:30まで)300円
(当日)シャワー/癒しの宿「やまなみ」(受付から数分)300円 終日OKみたい
※両日ともに本部受付で300円を支払う     

■装備
上衣(C3fit Tee、中華メッシュインナー)下衣(Raidlightパンツ)
靴(Brooks・カルデラ)靴下(Innerfact五本指)
ポール(モンベル・U.L.フォールディングポール)
他(アームカバー、ザック/モンベルクロスランナー、バイザー)
飲料(ボトル2本、1.2Lぐらいメダリスト+アクエリ+水) 
補給食(自作ジェル、粉飴150g+蜂蜜+BCAA、600kcalぐらい・他ジェル×3個、塩飴)残/ジェル1個

■レース結果
約13.5時間       

■天候
晴れ時々曇り(午後からは曇りがちだったので涼しかった)

■コース状況
前日までの雨のため、一部の急坂で滑り易い箇所があったが、林道箇所が多いので概ね問題なし。エイド設置場所は適当な間隔で問題なし。涼しいのもあったがエイドごとで600mlボトル1本に水を足すぐらいOK。各エイドに用意されていた飲料は薄めのポカリ、コーラ、水、牛乳など。食べ物はオレンジ、トマト、ブドウ、餡入り餅、おにぎり、梅干し、チョコ、飴、等々で十分に用意されているので、手持ちはジェルぐらいで問題なかった。
※注意点/ポール禁止区間あり(スタート~笠杖山、三平山山頂付近) 

■レポ
FORESTRAIL(フォレストレイル)のスタートは5時なのでヘッドライト点灯で走り出す。みんなで照らすので暗くは感じない、笠杖山までは急登、泥濘路面で滑りやすい。山頂手前で夜明け。次の金ヶ谷山までの途中にある分岐で数人が立ち止っている?本来直進登りを左折して下る方向へミスコースする人がいた様子、大声で呼び戻す人も。朝鍋鷲ヶ岳のエイド1(7:15)を過ぎていったん急降下、ロープ有の結構な下りで又々滑りまくって恐い恐い。三平山までの登り返しを進むと木々が無くなり視界が一気に開ける。山頂からは蒜山から大山、360度のパノラマでこのコース一番のビューポイント。三平山の山頂付近は明治期以降、軍馬育成場所として使用され馬が逃げないよう土塁をめぐらせたそうで、登山道はその土塁の上を歩くようになっている。この歴史的に重要な土塁を崩さない配慮から大会前日の説明会で登山道以外は歩かないようにと注意される。三平山からは途中つづら折りの道を一気に下ってエイド2(8:30)に、ここから鳥大演習林に入りゆるい林道の登り下りを周回するように行く。ブナ林が続く美しい森の中の林道を行くコース、演習林を出てロードに入りしばらく行くと苗代の給水所に到着。次のエイドも近そうなのでコーラだけいただき出発。やがて幹線道路に出て蒜山休暇村に近づくとともに  段々と賑やかになってきた。前日受付でもらったソフトクリームの無料券はエイドの1キロほど手前にあるウッドパオさんで使えたらしい。(全然知らなかった・・)そしてキャンプ場にあるエイド3(10:30)に到着。 ここにあった牛乳が超美味しかった、3杯ほどおかわりもらって出発。大勢の家族でキャンプしている間を進んで、ロードに出て緩やかに登る。この辺から段々きつくなり歩きが多くなる。最高点付近からトレイルに入り先程の苗代給水所まで尾根筋をくだる。給水所から鳩が原までは緩い登りのロード。気温もあがってきてこの辺りが一番しんどかった。関門30分前にエイド2(13:30)到着、ここで今回最長の10分ほど休憩。横を流れる川で水をかぶると大分スッキリした。13時以降はエイドを出るところでヘッドライトの点灯チェックがある。ここから往路のトレイルを少し登り三平山を巻く感じでロードを進むと朝鍋鷲ヶ岳へ向かう登山道に入る。ここの分岐で私設エイドがあり熱いドリップコーヒーをいただく。(美味しかった!感謝です。)ここから続く急登を登り関門時間の30分前にエイド1(15:00)に到着。次の金ヶ谷山を過ぎると下りが続くかなと思ってたが、白馬山までは地味なアップダウンが続く。ようやく白馬山を過ぎると一気に急降下。この辺りから復活してきてスピードアップ。エイド4(16:50)からはしばらくロードを行き、まわり道するように少し山道登り下りがあり、再びロードに出てエイド5に到着、ゴールまであと5キロ。ここからは林道のダラダラ登りが少し続く。途中、クレーンに吊るされた謎のUFOの驚きながら林道を離れ最後の下りのトレイルに入る。ここでヘッドライト点灯、一部ぬかるんでる所でこけそうになりながら再びロードに出て最後の爆走。がいせん桜通りを抜け18:30過ぎにゴール。ゴール後にもらったパックの牛乳がまた美味だった。
 
今回は各関門時間が前回に比べて1時間早くなったようで、そのせいか完走率も前年:約78%→本年:約65%と大幅にダウンした様子。なんでも昨年は最終ゴールが21時半ごろになり、スタッフ・ボランティアさん達の拘束時間が長引き大変だったので変更したそう。
 
事前に送付される受付案内はハガキだけなので詳しい情報は事前にHPやFBで
チェックしたほうが良い。現地の詳細案内はFBの方が詳しい。
 
■反省
先日アマゾンで6千円弱で買ったばかりのinov-8 x-claw 275は試し履きで少し不安があったので、8月に上高地から室堂への縦走に使用してラグがほとんど無くなったBrooks・カルデラを使ったが大失敗。前半の登り下りの急登で滑りまくり、足に負担をかけてしまったほか、後半の下りでも怖くて踏みこめなかった・・・
ポールは持っていて大正解、ロードの登りでも助けられた。
 
■最後に
FORESTRAIL(フォレストレイル)は関西から近くITRAポイントが4pt獲得できる
貴重な大会であるとともに、村民の皆さんが温かく迎えてくれる素晴らしいイベントです。関係スタッフ、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!
 
 
イメージ 1
スタート
 
イメージ 2
三平山の山頂から伯耆大山
 
イメージ 3
最後の林道途中にあった謎のUFO?