【大峰山】奥駆道・吉野~五番関
先週のお休みに、
奥駆道(逆峯)のスタートである吉野~洞川までを行ってきた。
最終的にはモチロン全道走破なのだが、
いきなりチャレンジするのは怖いので、
今は、道程を少しずつ辿っているところ。
この日は、ぱっと見『トレイルランナー』風?で
いつもの登山とは違い軽装でチャレンジ。
持ち物は↓
(地図、エマージェンシーセット、雨具(上着だけ)、ヘッデン、スマホと予備BT)
食べ物はアンパン1個、ゼリー飲料2個、カロリーメイト、おかき&ポテロング
あと、水分補給用でハイドレーションに1.7L(水)、給水ボトル0.8L(スポドリ)の計2L
あと・・
温泉入っつた後の着替えを少々
見た目は「トレイルランナー」
でもでも・・めっちゃヘタレなんで
最初から登りはひたすら歩きで
始発に乗り吉野駅に6時半過ぎに到着
7時前に出発
8時過ぎに金峯神社着。
今日の無事をお祈りしてから、休憩所で小休止。
ここから本格的な山道が始まる。
出発後左右の分岐があり、
何気に道なりのまんま行ってみると
グイグイ下りになり、
西行庵というところに着き行き止まり。
地図を見るとアラアラ遠回りの周回路を選んでいた模様。
でも戻る途中に水場があってアタマから冷却でかなり復活!
奥駆に戻り青根峰を通過、
林道(舗装路)と平行に山道があり
いったりきたりして
ちょっとした急登をのぼりきると
四寸岩山の山頂(1,235m)
ここで吉野駅から大体1,000mを3時間ほどで上がった勘定。
ここまでくると風も少し冷たく感じ、心地よい。
おなかが空いたので、小休止。
座りたいのだが、じっとしてるとアブやブヨが猛烈にやってくるので
ぐるぐる歩きながらアンパンをかじる。
虫除けの特製ハッカスプレーを忘れたことを後悔
四寸岩山からほんの少し下ると、足摺ノ宿跡に到着。
避難小屋を少しのぞかせてもらおうと思い、
扉を開けると 「バサバサッ~」と
スズメ以上ハト未満ぐらいの2羽の黒い鳥が向かってきたので、
慌てて退散。 ビックリした。
足摺ノ宿跡から30分ちょっとで 百丁茶屋跡(二蔵宿の避難小屋)に、
ここの小屋ものぞかせてもらいましたが、とっても綺麗
いつか泊まってみたいなぁと思う。
ここから大天井ヶ岳山頂へ行くか、巻き道かの分岐があるのだが
巻き道への入り口は崩落のため通行止め・・
でも前に読んだブログでは通れたようなことが書いてあったような?
だめなら引き返そうとそのまま巻き道へ、
スムーズに20分ほど行くと
道が無いガーン
ごっそり崩落でとても進めたもんではなく
泣く泣くUターン。
やっぱり人の言うことは聞くものです。
反省・・
百丁茶屋跡まで戻って大天井ヶ岳山頂へ向かうことに。
これがメッチャ急登!
資材運搬用のレールに沿って結構な登りが続くんだな。
12時過ぎに山頂到着。
そしてここからは五番関にむかって一気に急降下。
そして30分ほどで五番関へ、
ご存知の通りここから女性は入れないのだが
誰がやったか関所門に表記されている文字のうち
「女人~」の女の字が剥がされていた。
神域での心無い行いに少し寂しく思う。
ともあれここでの時刻が12時40分であった。
このまま山上ヶ岳へ向かうことも考えたが
自分の足では登って下りて洞川温泉までは
あと4時間以上はかかりそう?
最終のバスを気にしながら温泉に入るのも嫌だし、
夕立があるかも知れ無い・・?
とまぁ疲れもあってここで止める言い訳が頭の中をグルグル。
迷わず下山してしまった。
(我ながら情けない)
関所門の右側の下山路を下りると20分かからずで五番関トンネルの出口へ出る。
この道は短い距離だが結構岩が多くて荒れている。
頼りないロープがそこかしこに張ってあり
少し慎重に降りることが必要だ。
トンネルからは温泉まではずっと舗装路。
これがかなり足にくる。
母公堂を過ぎ取水場でゴロゴロ水を補給して、
ゴールである洞川温泉に14時前に到着。
あとは温泉に入って
お待たせのビール
超うんまぁい!!!
14時55分のバスで帰ろうとしたら、
運良く下市口駅行きの直行バスに乗ることができた。
なんか暑いよなぁと思いながらウトウトしてたら、
駅に着く間際に運転手さんから
「エアコンがつぶれてました~」とのアナウンスが。
窓も締め切って我慢していた満員の乗客からは
「もっとはよ言えよ!!」と大ブーイング(爆)
こうして落ちがついたところで近鉄に乗って帰宅した。
次回は必ず山上ヶ岳までチャレンジするぞ!