【大峰山】天川(川合)~狼平~弥山~八経ヶ岳


先週に引き続き大峰に向かう。
天川村の川合から狼平→弥山→八経ヶ岳→明星ヶ岳をまわるロングコース.

今回は15時までに家に戻る必要があったので
どうにかして13時までには下山する必要があった。
往復行程7時間を想定して余裕を見て5時半には登りたい。
その為、早めのAM3時に家を出て、道も空いていたので4時半ごろには到着。
村役場に車を置かせていただく。
暗くてよく分からないが数台駐車されている様子で、テントも数張りあった。
初めての道で登山口もよくわからないので、
とりあえず明るくなるまで待機、そして5時半ごろに出発した。

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この日も先週同様できるだけ軽量装備で赴く、
見た目「トレラン」でも実際「走らん?」スタイルで、
そして前回忘れたアブ・ブヨ対策用の自家製?
ハッカスプレーも忘れずポケットに入れ出発した。

役場を出て看板通りに進むと直ぐに登山口があった。
そこから標高900mを超えるあたりまで
急登が続くのだが序盤なので結構辛い。

弥山川を挟んで見える稲村ヶ岳方面の山頂部には
ガスが掛かり始めているのが見える。

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二つの鉄塔を超えると、林道出合。
工事中?の未舗装路だがこんな立派な道があるとは驚き。

しばらくそのまま進む。正しくは100mほどで左方向へ
登山道に入れることを帰りに気づいたが、
行きは気がつかずに通り過ごしそのまま林道を行く。
途中大きな岩がゴロゴロ転がる中を縫うように歩き、
終点際で左手5メートルほど上に登山道が見えたので合流。
結果的にはかなり近道になった。

7時20分に栃尾辻を通過。
ちょと入るのが怖そうな避難小屋があった。
小屋からナメリ坂とよばれる小ピークに向かい、
右側を巻いて行くのだがシダの低草が生い茂り
踏み跡が分からず真っ直ぐ直登。
少し道が分かり辛かったが、
このあたりはとても良い感じのブナ林。

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頂仙岳を右に巻き、しばらく行くとレンゲ道の分岐。
少し下り気味の道を10分ほど行くと、狼平に到着。
ここまで出発から3時間ちょっと。
噂にたがわず素晴らしい場所で、キャンプに最適だと思う。
避難小屋も凄く綺麗で、次回は是非テン泊で来たいものだ。
ここで小休止、ゼリードリンクと薄皮アンパンかじる。
ここから弥山まではとても整備された木階段が続く道。

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稜線まであがると、強風と小雨模様。
9時半に弥山の山頂、10時に八経ヶ岳山頂。
残念ながらガスで展望はゼロ。
今日はとても人が少ない様子で、弥山小屋近辺と八経ヶ岳山頂で
3~4人しか見かけなかった。

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ピーク付近で行き違った若い方がとても大きなザックを
担いでおられたので、聞くと吉野からの奥駆で今日で3日目だそうだ。
「頑張ってください!」と声をかけて下山に向かう。

帰りはちょうど良い感じの下りがずっと続き気持ちよく行ける。
2時間半ぐらいで下りれるかなと思ったが甘かった。
途中から足裏と膝に痛みが出てきて、
最後の急な下りでは、ほうほうの体の有様。
結局、下りは八経ヶ岳から3時間ジャスト、
予想より30分オーバーの都合7時間半で川合に到着。
そして温泉にも寄らず、真っ直ぐ14時半に帰宅。
明日は仕事なのでこれぐらいの時間に帰ると非常に楽である。

コースタイム

川合--5:35
鉄塔(1)--6:00
鉄塔(2)--6:40
栃尾辻--7:20
レンゲ道の分岐--8:35
狼平--8:45(小休止15分)
弥山--9:35
八経ヶ岳--10:00(小休止10分)
日裏山--10:40
レンゲ道の分岐--10:55
栃尾辻--11:40
川合--13:00

道中相変わらずブヨ、アブが多かったが
1,600mぐらいから上の稜線付近にはいなかった。
やはり風が強いと飛べないからか??
虫除けで持って行ったハッカスプレーは大活躍。
ブ~ンときたら「シュッシュッ」。
これで近寄ってこない。

しかし暑かった。

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