OSJ氷ノ山 山系トレイルレースに参加した

 

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2019年10月27(日)に兵庫県香美町ハチ北高原スキー場で行われた
 OSJ氷ノ山 山系トレイルレースに参加した。
 以下備忘録を兼ねたリポート。(長文失礼。。)

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会場まで
前日11:00に出発、いつもであるが経費削減で行きはできるだけ高速は使わず、宿泊も車中泊近畿道から箕面有料道路、R173→R372→R176で氷上まで、ここからトンネル310円だけ、ほぼ無料のバイパス(神!)でR9まで、少し走ると香美町到着。4時間少々かかったが高速代を2,000円(たぶん)ほど節約できた。R372で篠山に向かう途中、何か所か道路脇で黒豆の販売所があったので、ひとつ800円で購入、枝付で結構な量。そういう季節なんだと実感。受付のある兎和野高原野外教育センターは選手用駐車場から歩いて5-6分ぐらいのところ。センターにある体育館が受付箇所。ゼッケンやらパンフレットをもらう。今回の参加賞は靴下だ。ピンクのド派手なもの、自分では決して買わないので逆に良いかもとも思う、Tシャツばかり増えるのも困るしね。そんな感じで受付場所を後にして会場に向かう。駐車場はスタート場所からすぐ近くで、道路を挟んで隣の場所、端の方に車を停める。自販機が1台あり、買ってはないが電気がついていたので使えそう。やることが無いので早めの夕食、行きに買った弁当とカップ麺で済ます。一応禁酒中(10日間ほど)なのでビールが飲めないのでかなり寂しい。あすに備え、胃腸薬とビタミン剤、メラトニン1錠を飲んでゴロゴロしているといつの間にか寝ていた。

起床:03:00
途中なんどか目が覚めたが結構寝れた。(8時間弱)朝食-ラーメン、おにぎり、柏餅1個を無理やり詰め込む3:40頃トイレへ、(大)3-4人待ちぐらい。あと洗顔、歯磨き。
※トイレはスタート場所の横にある1箇所のみで(大)×2、(小)×4 スタート前は20m~ほど並んでいた。
着替えやらで4:30分頃に歩いて1分ほどのスタート地点に向かう。

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スタート 05:00
OSJ氷ノ山 山系トレイルレースのスタート。号砲一発、長い一日の始まり。まずはスタート地点(690m)から鉢伏山(1,221m)までゲレンデ横の道を登る。山頂に近づくにつれ傾斜は急に、子供の頃スキーで死ぬ思いをした思い出?の北壁横をあがると山頂に到着。ここからの下りでしばしば渋滞発生、濡れた階段やらで滑る滑る。高丸過ぎるころから夜明け、残念ながら曇り模様で朝日は拝めず。ここからの稜線は何か所か細いところで渋滞。氷ノ山乗越(1,249m)を超え第1ADまで一気に下る。

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第1AD(ふれあいの里 10K地点 868m)到着時刻7:30(経過時間2:30)
トレイル抜けて舗装路少し走るとAD到着、用意されていたのは水、コーラ、おかき、チョコなど、OSJクオリティと覚悟してたが意外に(失礼)豪華であったのが嬉しかった。他のエイドもだいたいこんな感じ。5分ほど補給休 憩で出発、数キロ舗装路登ると林道に入る。ONTAKEで嫌になるほど走った林道が彷彿されややげんなり。微妙なアップダウンを繰り返し20キロを忍耐で走る。

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第2AD・第1関門(ふるさとの森登山口 30K地点 908m)
    到着時刻10:25(経過時間5:25)
2番目のエイドに到着、いきなり雨が降りだし急いでレインを着る。ここは第1関門にあたり制限6.5時間以内なのでなんと約1時間の貯金ができる。ここからの登りに備え、手持ちのハンバーガーを食べるが半分でお腹いっぱいになる。扇ノ山(1,310m)山頂まで約400mの登り、11時頃到着。歩きやすい登りで以外に早く着いた印象。山頂には立派な避難小屋があり、登山者の方も多かった。ここから約900mの下り、雨も弱まり走れるトレイルもありで紅葉を良い感じでこの辺りが一番楽しかった。トレイルを抜けると青下集落に入り、直ぐに次のエイドに到着。

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第3AD・第2関門(青下公民館前 40K地点 410m)
    到着時刻12:30(経過時間7:30)
ここまで7.5時間、制限9時間で約1.5時間の貯金、でも未だ半分だ。ハンバーガーの残りと菓子パン補給、エイドで温かいスープをいただき50キロ手前にあるOSJスペシャルトレイル?に備える。舗装路を一旦少し下り、5キロほど登るとトレイルへの入り口が見えた。沢沿いの滑りやすい道?みたいなところを行くのだが泥濘状態で滑る、滑る。最後はつづら道を登り944mピーク到着。トレイルの標高差は400mほどだが道が悪くてこ今回一番きつかったところ。ここでめでたく足がいったん終了。。続く林道はほとんど走れずで次のエイドに到着。

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4AD・第3関門(論山下 50K地点 720m)
    到着時刻14:40(経過時間9:40)
確かここのエイドは水だけだっかな?ここから約10キロは延々林道、この辺りはあまり記憶がない。しんどかった。

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第5AD(佐坊 60K地点 530m)到着時刻 不明(経過時間 不明)
 林道を抜け集落に入るとエイドに到着。ここでも温かスープをいただき菓子パン1個補給。おかきやらチョコもいただき満腹になり出発。ここから次のエイドまでは舗装路で一旦200mほど下り後は延々登りが続く。集落沿いの登りを歩いていると自販機発見!ここで缶コーヒー2本を一気飲みする。これは美味かった。。ここから少し復活して走りも交え最終エイドに到着。

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第6AD・第4関門(とちのき村 69K地点 740m)
    到着時刻17:30(経過時間12:30)
 すっかり暗くなったころ、最終エイドに到着。手持ちのパンも無くなり、チョコをいただく。さて最後のひとやま超えれば後はゴールまで下り基調。ようやくゴールできそうな実感がわいてきた。朝に通った高丸まで続く登りをなんと越すと暗闇の中ハチ高原が見えてきた。ゲレンデを少し下り、最後の林道の登り返し。少しの登りなのだがどうも体が動かなくなってきた。ここでスポーツ羊羹とスニッカーズを飲み込むと、10分ほどで復活。やっぱり補給は大事と痛感するがどうにも燃費の悪い体だと改めて実感。最後の下りはしっかり走り14時間半ほどでゴール!osj氷ノ山 山系トレイルレース完走。なんとか、頑張れたかな。

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ゴール後
無料のトン汁をいただく。本当に旨い。停めてある車までは1-2分ほどなのが助かる。ダラダラと後片付け。簡単に着替えして、車の中を片付けて出発。ウルトラ後でもそうなのだが、ゴール後しばらくすると体が急に冷えてきて手先が痺れだす。近くのハチ北温泉に行き、さっぱり温まり帰路につく。帰りは春日まで出て高速で行く。家の近くの横綱でラーメン食べて日付が変わったころに無事帰宅。少し余談、注文した大盛りラーメンを食べようとすると口のなかの上あごあたりの粘膜が痺れて痛くなりどうしようかとなった。こんな感じは初めてだったので驚いた。5分ほどすると直って完食できたが、いったい何の症状だったのだろうか?ウルトラでもそうだが長距離を走ると毎回いろんな発見がある。

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最後に
リザルトのPDF見ると完走率は81%ほど?周りみるとレベル高い人ばかりで刺激になった。林道をしっかり走れればタイムでるとわかるのだが、それが厳しく辛くてつい歩く。明るいうちにゴール(12時間台前半?)できるなんて自分からしたら超人だ。UTMFを目指すポイント獲得が目的のレースでもあったが、すごく楽しめた良い大会だった。参加費も安いしね!ボランティア、関係者の皆様ありがとうございました!
参加賞のド派手な靴下には驚きましたが・・結構好きかもです(笑)

 


【補給食消化状況(持参品)】
・菓子パン3個(ヤマザキミニスナックゴールドmini/309Kcal×3=927Kcal)
ハンバーガー1個(ヤマザキ・ふっくらバーガー/393Kcal)
・High5 ジェル×4個(90Kcal×4=360Kcal)
・パワージェル×1個(120Kcal)
スポーツようかん(124Kcal)
スニッカーズミニ(97Kcal×3個=291Kcal)
 消化Kcal=2,215Kcal このほか。エイドでチョコ、おかき、コーラなど

菓子パンのミニスナックとスニッカーズはいつもの定番かつ好物なのできつい時でも入る安定の補給食。ハンバーガーは今回お初、いちどに1個はきついが半分ずつなら食べれた。美味しく食べれるしお腹の満足感も高い、軽くて高カロリーなので、次回もありかも。パワージェルは相変わらず苦手、High5 ジェルのほうが数倍美味しくて飲みやすい。スポーツようかんも食べるのに努力が必要。いつものことだが後半はこまめに補給をとらないと直ぐにばててしまうので、1時間毎には何か口に入れる必要があると感じた。